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平成30年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました

「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰は、障害者が生涯を通じて教育やスポーツ、文化などの様々な機会に親しみ、豊かな人生を送ることができるよう、障害者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人又は団体について、その活動内容が他の模範と認められるものに対し、その功労・功績をたたえ文部科学大臣が行う表彰です。(文部科学省ホームページより引用)

かがり火は、岐阜県より推薦をいただき表彰されました。これまでかがり火を支えてきた会員や、かがり火を支援してこられた方々の努力のおかげです。

平成30年度は、都道府県等より推薦のあった被表彰候補のうち、67件(うち個人14件、団体53件)が優れた活動として選定され、平成30年12月4日(火曜日)に、文部科学省旧庁舎6階第二講堂において表彰式が行なわれました。

表彰式参加報告

会員  堀 秀子    

 12月4日、海老名理事長と表彰式に参加させていただきました。

 10時30分に会場に着き展示コーナーにかがり火の活動内容掲載のチラシ(A1サイズ)としおりを設置しました。他団体も生徒の作品や活動動画の放映等工夫を凝らした展示物が多かったです。ちょうど新潟県の「新潟県が他県難聴児を持つ親の会」会長さんが、かがり火のチラシを見られ「人工内耳をしていても要約筆記は必要なのですか?」と聞かれました。トータルコミュニケーションについて簡単にお話ししました。初めて聞くような話の雰囲気でしたので、少しは情報提供になったのではと思っています。

 この表彰制度は、2回目ということです。1回目を毛利さん個人が、2回目に「ぎふ要約筆記かがり火」にバトンが手渡されました。これはとても貴重なことです。67の個人及び団体が表彰されました。

 挨拶は30年10月に副大臣就任の浮島智子氏でした。幼少からバレエを習いプリマバレリーナをされたこともあり、阪神淡路大震災でボランティア活動に専念されたそうです。障害のある方に寄り添いともに歩んでいきたいと説得力のあるお話しでした。

 表彰式の後、4つの団体から事例発表会がありました。

 大阪府推薦の「ジェネシスオブエンターテイメント」は、障害のある人とない人がペアになり様々なジャンルのダンスを踊る「車いすダンス」の披露、島根県推薦の障害者による伝統芸能「石見神楽」の上演がありいくつもの大蛇が絡み合って舞う勇壮な踊りです。障害者の活躍の場が増え、地域住民との交流も進むということです。

 どの発表も障害のある方が一生懸命取り組み自分の力でやり抜く力強さに心を打たれました。

 かがり火のしおりは、文部科学省の職員に20枚ほど手渡してPRしました。使いやすいということで、半分ほどのしおりが皆さんのお土産になったと思います。

 会場では、手話通訳はありましたが、要約筆記やループはありませんでしたので、アンケート用紙にしっかり書いてきました。来年度はついているはずと確信します。

 表彰式に参加させていただき本当にありがとうございました。記録に残るいい経験となりました。

文部科学大臣賞受賞 祝賀会

理事  志村 明恵   ​

 かがり火が、「障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣賞」を受賞したことを記念して、平成31年4月20日(土)に祝賀会を開きました。

 総会に続いての開催で、30人余りの人にご参加いただきました。総会のピリッとした雰囲気とは打って変わって、おしゃべりやゲームを楽しみつつ和気あいあいとした祝賀会となりました。

 難聴協会の松原誠さんと加藤千津子さんによるビンゴゲームでは、バラエティに富んだ景品が準備されていました。しかしながら、1番にビンゴになった人が必ずしも一番いいものをもらえるとは限らないというルールに、一発大逆転の期待や笑いがあふれました。(中には爆笑と同時に顰蹙をかった景品も・・・。)チーム対抗の連想ゲームも皆で楽しみ、祝賀会にふさわしい交流ができました。

 会の終わりに、松原誠さんと加藤千津子さんからサプライスがありました。受賞のお祝いとして、ノートテイク用バインダーのプレゼントがいただけたのです。立派なバインダーで、とてもありがたく思いました。さっそく使っているという話が今、あちこちから聞こえてきています。

 令和元年度のかがり火の活動が始まりました。

 今年度もそしてこの先も受賞の名誉に恥じないよう、難聴者の活動支援を続けていかねばなりません。かがり火一人一人が力を発揮し、協力し合ってがんばっていきましょう。

 最後になりましたが、この祝賀会にご祝儀やお菓子などのお心遣いをたくさん頂戴いたしました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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