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和5年度 通常総会開催報告

★日  時 令和5年4月22日(土) 13時30分~14時30分
★場  所 岐阜市民福祉活動センター2F 大会議室

 出席者:16人(正会員の委任状13人 全正会員34人の過半数となり総会は成立)
 議 長:熊田 八千代さん
 情報保障:パソコン全体投影

総会次第 (進行:辻副理事長)

1.堀理事長挨拶

2.定足数確認

3.議長選出

4.議事

第1号議案 令和4年度活動報告 (海老名事務局長)

第2号議案 令和4年度決算報告 (纐纈理事)

第3号議案 令和4年度監査報告 (加藤監事)

第4号議案 令和5年度役員体制

第5号議案 令和5年度活動計画 (堀理事長)

第6号議案 令和5年度予算   (纐纈理事)

5.議長解任

6.閉会挨拶 

 

理事長挨拶

皆さん こんにちは。

吹く風がすがすがしく新緑の季節となりました。

本日はお忙しいところ総会にご出席いただきありがとうございます。本当に久しぶりにお会いする人もいらしてうれしい限りです。会員の皆様には、いつもかがり火を支えていただき心から感謝申し上げます。

長引くコロナ禍の中、行事を企画するたびに無事開催できるだろうか不安を抱えながらの1年でした。例会は2回中止としました。今年度は、対面での行事を進めることができると期待しております。

5年度はかがり火が任意団体から法人化して10年の節目です。法人化のためには難しい書類作成等があり、故毛利さんや前理事長海老名さんのご努力があってこそと思います。法人化記念にあった講習会の開催や記念誌作成を計画しております。

また、難聴者の理解と要約筆記の啓発をしっかり進めていきたいと考えています。そのためには車の両輪であるぎふ難聴者協会さんと連携して行政職員、小中学生、高校生、大学生、ひいては県民の皆さんに理解してもらうよう頑張っていきたいと考えます。

 

その活動のためには、会員の皆様のご協力がなければ進めることができません。

普及啓発は、地味で成果がすぐには見えにくいかとは思いますが、皆様の引き続きのご協力ご支援をお願いしまして、私の挨拶といたします。

 

どうぞ今年度もよろしくお願い申し上げます。

議事

理事長挨拶のあと、正会員16名と委任状13名の出席のもと、議長が選出され、議題の審議がおこなわれた。各議題は説明ののち、採決されてすべての議題が承認された。

以下、各議題の説明を掲載

第1号議案 令和4年度活動報告

昨年は夏ごろと年末にコロナの感染が拡大した。年が明けると収まってきたが、終息したわけではないようである。かがり火の令和4年度の活動もコロナに少なからず振り回された。しかし、令和3年度のような自粛からは少しずつ解放されてきて、中止になった事業もあるが、再開された事業も多かった。

①要約筆記派遣事業

人権啓発センターの行事が予定どおり実施されたこと、岐阜市民福祉大会も再開されたこと等により、ほぼ計画どおりであった。ボランティア派遣も、新光会の総会岐阜大会がおこなわれたことにより、その付随の観光旅行でのノートテイクができた。

もう1件、ぎふ難聴者協会の会員が、岐阜市高齢福祉課の講演会に要約筆記を要望したことにより、ボランティア(情報保障の予算化がされていなかったので、主催者派遣がなかった)で情報保障(手書き全体投影)をすることができた。来年度は情報保障の予算化をされることを望んでいる。

②要約筆記者養成講座の企画・運営

ぎふ難聴者協会主催の要約筆記者養成講座および関連行事が予定どおりおこなわれ協力した。

その他の団体からの依頼は、美濃加茂市の要約筆記レベルアップ講座とチャレンジ講座の講師依頼があり、4回の講座に4人の講師を派遣した。

③研究会・講座等の企画運営

ほぼ予定どおりおこなった。昨年度実施できなかった講習会も実施できた。

​④聴覚障害者の情報保障と支援

理解啓発イベントの一部がおこなわれ協力した。

耳マークの普及は、コロナ禍で活動を自粛した。

⑤社会啓発・相互理解

かがり火内の活動で、コロナの影響を受けつつもほぼ達成できた。

出前講座は、コロナ禍で活動を自粛した。

​⑥交流事業

ぎふ難聴者協会のクリスマス会がおこなわれ参加した。

⑦その他

共同募金の分配金により必要な機材を購入した。OHC・プロジェクター・ノートパソコンの三点を新調した。

管理部門

予定どおりであったが、パソコン部の充実ができず、宙に浮いている状態である。

第2号議案 令和4年度決算報告

 決算額 収益:1,624,243円  費用:1,603,315円  当期正味財産増減額:20,928円

(予算額 収益:1,523,000円  費用:1,559,000円  当期正味財産増減額:△36,000円)

令和4年度は赤字予算でしたが、決算は黒字となった。

黒字となった要因は、経費の削減ができたからと考える。

主な収益

受取寄付金 31,472円

受取助成金 409,000円

 中日新聞社会事業団様 50,000円

 赤い羽根募金様 359,000円

主な費用

機材購入費 406,350円

 OHC等 399,850円

 新略号表(バナースタンド付き) 6,500円

かがり火講習会 50,208円 

第5号議案 令和5年度活動計画

①要約筆記派遣事業

各種大会や人権啓発センター行事での派遣依頼に積極的に対応していく。

公費派遣の対象とならない場合は、ボランティア派遣を行う。ボランティア派遣を端緒に派遣予算を計上していただくことも目的としている。

②要約筆記者養成講座の企画・運営

要約筆記ミニ体験講座は、人の流れがあるぎふメディアコスモスで5月21日に開催する。手書き、パソコンのミニ体験を行う。

要約筆記者養成講座講師講習会、要約筆記者養成講座、フォローアップ講座、統一試験などに講師派遣、情報保障などで協力する。

他団体からの依頼にも応えていく。今年度も美濃加茂市からの講師派遣依頼があった。

③研究会・講座等の企画運営

例会:原則毎月1回、日曜日に開催することとし、知識が広がる講演、要約技術の研鑽や会員相互の交流が深まるような楽しい内容としていきたい。参加者が少ないのが悩み。ぜひ気軽に参加していただきたい。

学習会:令和5年度の新たな事業。令和2年度からの3年間は、コロナ禍で行事が中止となり、要約筆記の派遣も少なかった。現場に行けなかったため要約筆記の技術も落ちているかと思われる。皆で改めて学習し、要約技術をアップするための学習会を開催する。

講習会:今年は法人化10年という年であり、記念事業にふさわしい内容とする。

法人化10周年記念誌作成:皆さんからも原稿などをお願いすることもあろうかと思うので、ご協力をお願いしたい。

​④聴覚障害者の情報保障と支援

人工内耳相談会、聞こえのサポートフェアなど難聴者の理解啓発イベントに積極的に協力していく。

⑤社会啓発・相互理解

会報:「かがり火」を年6回、奇数月に発行する。会員とをつなぐ大切な会報ですので、よりよい内容になるよう努力する。

チラシ作成:啓発イベントで配布し、かがり火の啓発を行う。

ホームページ:リニューアルし、見やすくなっている。行事案内などを掲載し、かがり火をPRしていく。

出前講座:市町の障害福祉課や教育委員会などを訪問し、リーフレットにてかがり火活動を紹介し、出前講座の働きかけを行っていく。要約筆記をご存じない行政職員がまだまだ多い。行政の行事に要約筆記がつくことは少ない。まずは行政職員に知ってもらうために出前講座を行いたいと思っている。また、考え方や心が柔軟な中学生に「難聴者の理解と要約筆記の必要性」を知ってもらいたい。

​⑥交流事業

会員同士の交流会やクリスマス会などを通して、会員相互・難聴者協会との交流を深めていく。

管理部門

機材等の整備:修繕等に対応する。

会費収入:皆様からの会費は、とてもありがたく事業のため大切に使わせていただく。

理事会:原則月1回開催し、円滑な事業の推進に努める。

パソコン要約筆記の充実:パソコン要約筆記の会員も例会に参加していただき、互いに評価し合うなどスキルアップを図っていきたい。

コロナ感染防止対策消耗品:新型コロナが収まりつつあるとはいえ、例会などの際に感染防止対策を徹底するため、消毒液等を購入する。

第6号議案 令和5年度予算

予算額 収益:1,171,000円  費用:1,164,000円  当期正味財産増減額:7,000円

主な収益

受取会費 44人分 88,000円

受取民間助成金 中日新聞社会事業団様 50,000円

主な費用

管理費-修繕費 機材の修繕 30,000円

 〃  雑費 新型コロナ感染予防物品 2,000円

今年度は機材購入予定がないので、令和4年度よりその分の予算(収益、費用とも)が少ない。

繰越金は、機材が壊れ購入が必要な場合など、突発的な状況に対応するための資金である。

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