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例会報告

【4月】

★日 時  令和4年4月23日(土) 14:30~15:40
★参加者  18人

★テーマ  岐阜市出前講座 「SDGsについて学ぼう」

★講 師  岐阜市役所 未来創造研究室 玉木 宏明 氏 高柳 英典 氏

★内 容

 最近「 SDGs(エスディージーズ)」という言葉をあちこちで聞くようになりました。

ustainable(サステナブル)… 持続可能な
evelopment(デベロップメント)… 開発
oal(ゴールズ)… 目標

 具体的に SDGsとは何なのか、私たちにどんなことができるのか学ぼうと、岐阜市役所の未来創造研究室の方を講師にお招きし、お話を聞きました。

例会4月
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【5月】

★日 時  令和4年5月29日(日) 13:30~15:30
★参加者  12人

★テーマ  「海外協力隊の話を聞こう」

★講 師  柴田 康平 氏

JICA海外協力隊やNGOの駐在員の経験があり、アフリカのジブチ共和国で体育教育の普及活動の後、3月末に帰国。現在は、ジブチへ戻られる準備中。

★内 容

 ①ジブチの衣食住

母国語は、フランス語とアラビア語

最高気温は、40度後半を超える暑さ

女性は体を布で覆う服装

主食は、パン・パスタ・小麦・米(日本より細長い)・トウモロコシの粉など

イスラム文化のため、アルコールや豚肉の制限、右手でつかんで食べる習慣

野菜は、隣国(エチオピア、ソマリア)からの輸入に頼っている

レストランでは、ソマリア料理やエチオピア料理が食べられる

日本食レストランでは、寿司

フランス植民地支配の影響を受けてか欧米風建物も多く、地方に行くとトタン屋根や先住民の家を見ることができる

 ②体育教育の普及活動(JICA海外協力隊、ジブチ駐在員)

文化や習慣が異なる現地での活動は、教員との連携が欠かせない

【中学校で】

準備体操の定着とバレーボールのルール指導

サッカーが主なスポーツで、バレーボールやハンドボールは、なじみがなかったためルールを覚え、試合をした

協調性とやる気を引き出すことと、興味を持つようなきっかけ作りを大切にした

【小学校で】

音楽の授業がなく、音感やリズムを取るのが苦手で、スキップもうまくできない

「タタン タタン」のリズムを体にしみこませるための指導を行った

【幼稚園で】

教員は椅子に座ったまま園児に声かけして、ひたすら走らせる運動をさせていた

(女性は体を布で覆っているため動きづらいなどの理由もあった)

狭い空間をうまく利用し、運動のレパートリーを増やし、一緒に運動できる競技を提案

そのひとつが、転がしドッジボール

現地の道具・資材を使った競技を提案し、教員が一緒に参加するようにした

【難民キャンプで】

体を動かす機会を作るため、女性のヨガ教室を開催

はじめは物珍しさからか周りの人が見物し始めて、人だかりができてしまい失敗

回を重ね、場所を移して開催するうちに静けさを保ち、落ち着いてできる環境作りができた

 何かを始めるときは、失敗ばかりであった

 知らなかったこと、できないことを経験し、改めて学んだ

 現地の人との関係を構築し、協力を得ることでプロジェクトが成り立っていくことを実感した

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 貴重なお話しを聞かせていただき、ありがとうございました

​ 柴田さんのますますのご活躍をお祈りしています

例会5月

【6月】

★日 時  令和4年6月26日(日) 13:30~15:30
★参加者  13人

★テーマ  「お隣は何をしているの?」

 近隣の要約筆記サークルについて聞いてみよう

★内 容

 「ラインみのかも」「おもちゃ箱」「みずほ」の3つのサークルから、それぞれの成り立ちや活動についてお話しを伺いました

 かがり火と体制は違いますが、それぞれのサークルが着実に活動をしている現状を知る場となりました

 どのサークルもかがり火とつながりがあり、掛け持ちで所属している会員もいます

 サークルには、要約筆記に関わる会員が、要約筆記を続けていくモチベーションを失わないよう取り組んでいく役割があります

 まずは、サークルの現状を把握し、会員を増やすことが目標だと言えます

 新人要約筆記者にサークルに参加してもらい、さらにサークルに所属していない要約筆記者にも参加を促したい

 それには、現状を知ることが課題解決の糸口になります

 その現状把握の場となったように思いました

例会6月

【7月】

★日 時  令和4年7月24日(日) 13:30~15:30

​新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました

例会7月

【8月】

★日 時  令和4年8月21日(日) 13:30~15:30

​新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました

例会8月
例会9月

【9月】

★日 時  令和4年9月23日(金・祝) 13:30~15:30
★参加者  12人

★テーマ  「交通安全講話」

 ~被害者・加害者にならないために~

★講 師  岐阜中警察署 第一課長 三宅 勇生 氏

★内 容

〇夕暮れ時の交通事故防止

 ・人の目が暗さの変化に追いつけず事故が発生しやすい魔の時間帯といわれる

 ・歩行者は、明るい色の服装で反射材を身に着けること

 ・運転するときは、早めのライト点灯をし慎重な運転を心がける

〇岐阜県自転車条例・自転車保険の加入義務化とヘルメットの着用、自転車の定期的な点検整備、タイヤへの反射材の装着が努力義務となり10月施行となった

〇中警察署交通安全啓発キャラクター「あおとかげ君」の紹介

 ・あ→明るい服装で出かけよう

 ・お→横断歩道を渡ろう

 ・と→飛び出さない

 ・か→確認しよう右、左、右

 ・げ→元気に手を上げよう

〇110番アプリの紹介

 ・事件、事故にあったときアプリから連絡すれば、位置情報がわかり速い救援等につながる

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交通事故を防ぐために、警察署が様々な機会をとらえ普及啓発活動を行っていることがわかりました

交通事故現場対応や交通違反の取り締まりの他に交通安全の啓発活動など守備範囲は広く、大変な業務だと認識しました

規則があるから、スピード違反をすると減点されるから交通ルールを守るのでなく、自分や大切な人を守るという視点に立ち、おのずから交通ルールを守る気持ちをもってほしいと三宅課長は、話されました

「歩行者も運転者も余裕を持って行動してほしい」「急ぐあまり適正な判断がしにくくなり事故につながる場合もある」とのことです

免許証更新時の映像や講話で交通事故の恐ろしさを感じ、心を引き締めるのですが時の経過とともに自覚が薄れていく自分でした

事故は一瞬です。本日の講話を心にとどめ、交通安全に一層努めたいと思いました

【10月】

★日 時  令和4年10月30日(日) 13:30~15:30
★参加者  8人

★テーマ  「岐阜を舞台とした戦国時代の歴史」

 ~戦国時代を中心とした岐阜市の歴史を聞いて要約筆記の知識に役立てよう~

★講 師  理事 水口 元一

★内 容

 10月例会のテーマは、私が大河ドラマの戦国時代ものが大好きという理由からです。

 その後、資料やネットをいろいろと調べて8月中には大雑把な講演の骨格が決まり、「岐阜といえば信長」ということで半分以上が信長の話になりました。

 ところが原稿を書いている9月になって秋の岐阜信長まつりの概要が発表され、なんと木村拓哉さんが信長役で出場することにきまり、65万人の見物応募が殺到するという前代未聞の騒ぎになりました。その後、応募はみるみる膨れ上がり95万人という岐阜市40万人口の2倍を軽く超える応募者数になりました。人気と宣伝効果はすごいものですね。

【プロローグ】

「歴史」について:日本人は古来出来事を文書にして保存する習わしがあり、寺社には宝物としての古文書等が残っている。こうした一次資料に基づいた科学的な歴史の解明が大切。

【戦国時代への歴史の流れ】

 学校で習った歴史のおさらい:鎌倉時代→室町時代→(戦国時代)→安土桃山時代→江戸時代

【三つのキーワード】

 五畿七道。美濃を制する者は天下を制する。下剋上(下克上)。

 五畿七道

 別紙:令制国 68 カ国 地図及び一覧表

 五畿:山城(京都)、大和(奈良)、河内(大阪)、和泉(大阪)、摂津(大阪・兵庫)

 七道:東山道、北陸道、東海道、山陰道、山陽道、南海道、西海道

 美濃を制する者は天下を制する

 岐阜城の歴史:二階堂行政が砦を築く。斎藤道三、織田信長が築城。

 関が原の戦い後廃城。現在はコンクリートの模擬天守閣。麓の信長公居館跡の発掘。

 信長と岐阜:岐山と曲阜から「岐阜」と命名。楽市楽座、岐阜城下の整備。おもてなし。

 下剋上

 斎藤道三:親子2代の下剋上。梟雄、美濃の蝮。

 明智光秀:本来は美濃の出身。新参で重臣に。本能寺の変(戦国時代最大の下剋上)。

 織田信長:尾張一国を下剋上で奪取。桶狭間の戦い。天下布武。

【エピローグ】

 二つの信長像:岐阜駅前のキンピカ像(寄付)。岐阜公園前の「若き日の織田信長像」(北村西望:作)

 ぎふ信長まつり:11月5日、6日に開催。

例会10月
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