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令和6年度 かがり火講習会

★日 時  令和7年1月13日(月・祝) 13時00分から15時30分

★会 場  岐阜市民福祉活動センター大会議室
★参加者  15人(うち難聴者2人)

★テーマ  大切なコミュニケーションの方法について学ぼう
      
 ~良好な人間関係を築くために~

★講 師  中北薬品(株)マナーインストラクター部チームリーダー

             マナーインストラクター 森 有紀子氏

★内 容  講演と交流会

〈講演内容〉
 ・ちょっとした工夫や気づきを持ちながらコミュニケーションをとってほしい。
 ・良好な人間関係を築くために「相手が主人公」の気持ちで話を聴く。
 ・話す割合は、相手7割 自分が3割で話を横取りしない。否定しない。
 ・丁寧に聴くことで、満足感や喜びを感じてもらえる。
  聴くことは与えることである。
 ・避けたい表現

   過去を持ち出す言葉(前から言っている。何度も言っている。)
   相手を責める言葉(なんで。何故。)強い言葉(いつも。絶対。必ず。)
   程度言葉(ちゃんと。しっかり。きちんと。)
 ・積極的な聴き方を大切にしたい。

   相手を見る。適度なあいづちやうなずき。共感の柔らかい表情。時にはオウム返し。
 ・何かしてもらったとき、「すみません」より「ありがとう」の方が相手の気持ちに届く。
 ・思いやりの気持ちを形にするコミュニケーションを通して、この人に会えてよかったと思われるような人間関係を築いてほしい。


〈アンケートより〉
 講演について
 ・普段なかなか相手の立場を考える機会がないので、それを考えることができた。
 ・傾聴の大切さをよく知った。
 ・実際に体験し気持ちを感じられた。
 ・自分の話し方、聴き方を振り返ることができた。
 ・自分のコミュニケーションの振り返りができ、今後の要約筆記などに活かせる内容だった。

  また、家庭や職場など普段の生活の中でも活かせる内容だった。


 交流会について
 ・普段会っても話す時間が少ないので、話せてよかった。
 ・会員間の交流の場となり、ゆっくりお話ができてよかった。
 ・日頃話せなかった人の知らなかったことを知れた。
 ・楽しかった。時間が足りない。
 ・積極的な聞き方が実践できたと思う。どんどん話が広がった。

 

【参加者の感想】

​ 今回の講習を通して、コミュニケーションをとるためには伝える側も聴く側も相手のことを考え思いやることや伝えるためには形(言葉)にすることが大切であると改めて感じました。
 コミュニケーションを「言葉のキャッチボール」に例えることがあります。私は家族から、人の話を聞いていない、自分の言いたいことだけ言って満足していると注意されることがあります。キャッチボール(コミュニケーション)上手ではありません。
 講習の中で実際にキャッチボールをするグループワークがありましたが、落とさずうまくキャッチボールするために投げる側は相手がどうしたら受け取りやすいかを考え、顔を見て名前を呼ぶ、声を掛ける、近づいて優しく投げる、キャッチする側は手を丸くし両手で受ける、ハイと返事をするなど工夫することでスムーズにキャッチボールができました。日常の中でもこれらを意識することで私の「言葉のキャッチボール」は改善すると思いました。
 まずは挨拶から始めようと思います。相手の名前を添えて挨拶することで受け取る人は親近感や信頼感を抱き また、自身が受け取る側になった際には笑顔で応えることで安心感を与えると考えます。このような思いやりの積み重ねを大切にコミュニケーションをとり、家族、友人や職場そして要約筆記活動で良好な人間関係を築いていきたいと思います。


 

© 2020 GIFUKAGARIBI

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